大田区長 挨拶

明けましておめでとうございます。雪谷納税貯蓄組合連合会の皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

旧年中は会長をはじめ、役員及び会員の皆様には、区政運営に多くのご協力をいただき御礼申し上げます。また、中学生の「税についての作文」事業をはじめ、昨年11月の「税を考える週間」では、4年ぶりの街頭活動及び税のパネル展における啓発活動等にご尽力いただき、重ねて厚く御礼申し上げます。

昨年4月に区長に就任以来、スピード感を持って区政に邁進してまいりましたところ、あっという間に8か月余りが過ぎ、年明けを迎えることとなりました。

区では現在、新たな大田区基本構想の策定を進めております。平成20年に策定された基本構想から約15年経過しており、この間急激な少子高齢化の進行や気候変動による風水害の激甚化、新型コロナウイルス感染症の流行などにより、区を取り巻く社会情勢や区民の生活様式が大きく変化しております。不確実性の高い時代においても、区の現状や区を取り巻く社会情勢等についてしっかりと整理・分析し、将来像の検討を進めてまいります。

昨年は、内閣府より2023年度の「SDGs未来都市」に選定され、さらにその中でも優れた10都市のみに与えられる「自治体SDGsモデル事業」にも選定、いわゆる「ダブル選定都市」に認定されました。2030年のSDGs達成に向けて、皆様にもご協力いただき、SDGs未来都市としての責務を果たしていきたいと考えています。そして、次代を担うこども達が夢や希望を持って育つよう、「笑顔とあたたかさあふれる大田区」を築いてまいります。

特別区民税・都民税、軽自動車税につきましては、区民の皆様に利便性の高い方法でご納付いただけるよう、「キャッシュレス納付」の推進に取り組んでおります。スマートフォンを介してのキャッシュレス決済のほか、軽自動車税においてはQRコードを導入するなど、多くの区民の方々にご利用いただいており、今後も推進してまいります。

こうした重要施策の推進にあたりましては、貴重な財源である区税収入の安定確保が重要となります。納税貯蓄組合連合会の皆様方と連携しながら、徴収努力に励んでまいりたいと思いますので、今後とも、一層のご協力をよろしくお願いします。

結びに、雪谷納税貯蓄組合連合会の益々のご発展と会員の皆様のご健勝を祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。

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